Biophys. J誌にSM脂質膜評価に関する論文が掲載決定!
渡邉さん(D3)、後藤さん(M1)ら研究成果がBiophysical Journal誌に掲載されることが決定しました。
本研究は、Abo Akademi大学(フィンランド)のSlotte教授らとの共同研究でもあります。
本研究では、蛍光プローブLaurdanを用いた新規な脂質膜特性解析手法について報告しています。Laurdanスペクトル情報を溶媒モデル化し、水素化スフィンゴミエリン(SM)脂質膜の新-疎水境界領域を階層的に評価できることを明らかにしました。
Nozomi Watanabe, Yuka Goto, Keishi Suga, Thomas K. M. Nyholm, J. Peter Slotte, Hiroshi Umakoshi: Solvatochromic modeling of Laurdan for multiple polarity analysis of dihydro-sphingomyelin bilayer, Biophys. J., in press (2019)